2019年9月2日月曜日

『カナダトロントへの旅』


妻が60歳になりました。
そのお祝いというわけではないのですが、夏休みを頂戴して、カナダ、トロントに旅行に行ってきました。
妻が、カナダでキャンプしたいといったのと、トロントに、国際自然大学校職員OGの初美さんが住んでいるので連絡してみると、ぜひおいでと、言ってくれたので、お言葉に甘えての旅でした。
彼女はカナダ人と結婚して、すでに30年近くトロントに住んでいます。
すごいお世話になりました。通訳件、ドライバー兼ツアーコンダクターをしてもらってしまいました。感謝にたえません。

さて、トロントでですが、夏休みのこともあり、子供たちがたくさんいました。
YMCAのデイキャンプなどにも遭遇しました。
彼女に聞くと子供の時は、学校の送り迎えはしないといけないし、夏休み、ひとりにすることは許されないということでした。
ですから、共働きの家庭では、子供は必然的に、キャンプに行ったり、デイキャンプに行くことになるのだそうです。

日本の教育議論を見ていると、学校の教育制度のことばかり議論されているようです。
しかし、外国の教育制度は、このような家庭教育や、社会教育の基盤の上に成り立っているのだと思います。
それに、日本の教育制度は、他国でも真似をされています。戦後、この教育制度で、これだけの経済発展を遂げたことも事実です。
今問題なのは、学校教育の制度ではなく、それを取り巻く環境なのではないでしょうか。
学校の先生に理不尽なクレームをつけるモンスターペアレント。
家庭内での虐待。
家庭で一人で過ごす子供…朝食や夕食を家族と食べられない。
このような問題が、少なからず、学校教育に影響を及ぼしているのではないでしょうか。
カナダに旅していながら、こんなことを考えてしまう私はワーカーホリック?
でも、とても思い出に残る楽しい旅でしたよ。

1 件のコメント:

  1. 楽しい旅のようで、よかったです。
    先日本校でいただいたキャラメルもおいしかったです。ありがとうございます。
    我が子が小学生になり、はじめての夏でした。
    この夏、息子は平日は毎日学童でした。
    サマーキャンプの代わりに、日本は学童なのでしょうか。
    あと、息子はキャンプにいきたがらなくなってしまいました。
    話を聞くと、「キャンプは家族と行きたい」といっておりました。
    仕事で他の子どもを見て、自分の子どもを見れない現状は、
    なかなか心苦しく思います。
    そんな現状も、変えていきたいと感じる夏でした。
    小澤

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