2020年9月2日水曜日

『自然学校をラーメン屋さんに…』

~こんなコロナ禍の大変な時だからこそ…~

自然学校は、どれほどの人が知っているのでしょうか。あまり知られてはいないのではないでしょうか。

他方、ラーメン屋さんは、誰に聞いても知っていますよね。

『ラーメン屋』といっても、札幌ラーメン、喜多方ラーメン、熊本ラーメン…。味も、塩、しょうゆ、みそ…と、千差万別です。しかし、総称として『ラーメン屋』です。

自然学校も、そうなるといいなと思います。環境保護系、農業体験系、野外活動系と、色々あっていいのです。

でも、みんなラーメン屋…自然学校なんですね。

そのためには、みんなが自然学校としての要素をしっかり認識して、商品を出さないといけないと思うのです。

ラーメン屋は、麺と具とスープが三大要素ですね。

自然学校は、自然と仲間と自分(参加者)が要素でしょうか?

いいや、自然と参加者と指導者でしょうか。参加者がお客さんなら要素には入らないかな? だとしたら、自然とプログラムと、指導者でしょうか?

今ここで、私が決めることはできません。たくさんの自然学校の中で自然に定まっていくことでしょう。

それよりも何よりも、自然学校が、たくさんの所で店を出し、自然学校として、世の中の人たちに知っていただくことが大切なのですね。

ラーメン屋と違うのは、多くの自然学校が街中で歩いていて見かけることはないということです。多くの自然学校は、あまり人の行かない自然の中に拠点を構えるからです。

ですから、ラーメン屋以上に、宣伝をしないといけないのです。

みんなで「自分はとんこつラーメン屋」「私は味噌ラーメン屋」と看板を掲げるいう感じでしょうか。

みんなで自然学校として、社会に認知してもらったうえで、自分の所は「〇〇ラーメンです」という感じで、「環境保全系自然学校です」とか、「キャンプ系自然学校です」と言えばいいのではないでしょうか。

以前、日本環境教育フォーラムの川嶋氏が「ネットワークではなく、ワーキングネットの時代だ」と言っていたことを思い出します。

みんなが仕事を共にする『自然学校業』というワーキングネットを作り上げたいですね。

こんなコロナ禍の中だからこそ、こんな業種があるということを社会に知ってもらうことが、大切だと思えて仕方がないのです。


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