2018年6月1日金曜日

『ネット依存症』 2018年6月


55日の朝日新聞朝刊に、ネット依存は病気だという記事が出ていました。
病気?
本当に病気なの?
確かに、ギャンブル依存とかありますから、そうなのかもしれません。
昨年末に成立した『統合型リゾート(IR)整備推進法』においても、まだまだ、そのキャンブル依存症に対する懸念から反対が根強くあります。
競馬や競輪、ボートレース、オートレースの公営ギャンブル、20歳未満は賭けること(馬券を買ったりすること)はできません。
成人年齢が18歳に引き下げられる中でも、ギャンブル依存症への懸念から、まだこの規制はそのままです。
もし、ゲーム依存症が、病気で、社会に悪影響を及ぼすような状況ならば、国は、何らかの法的規制を考える必要があるのではないでしょうか。
公営事業ではないというならば、パチンコは、いかがでしょうか?
18歳未満は禁止。確か学生も禁止でしたよね。
スマホや、テレビゲーム機の購入年齢を決め、実際にプレイするそのたびごとに、何らかの年齢認証を入れるシステムを組んではいかがでしょうか。
スマホは子供の安全面から持たせたいということならば、年齢認証で、ゲームには入れないようにすることでよいでしょう。
煙草も、色々紆余曲折がありました、自動販売機での年齢認証が進みました。
ですから、できないことではないと思います。
しかし、他方で、家庭の中での問題なのではないだろうかということも、頭をかすめます。
しかし、たばこだって、パチンコだって、未成年者、子どもがそれに溺れないようにするのは、家庭の問題だろうと言えば、そうですよね。
しかし、それでは済まないほど、社会に蔓延し、その悪環境から子供を守るために、新たな法律を作ったとするなら、今、その悪環境がひとつ増えたと考えるべきなのではないでしょうか。
今、再び、家庭の教育力ではいかんともしがたい、新しい誘惑を社会が作り出してしまったということなのでしょう。


 
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