2020年1月6日月曜日

『2020年という年はどういう年でしょう』


















今年は、猫も杓子も、東京オリンピックで盛りあがっていますが…
少し辛口のお話を申し上げます。
2020年は、終戦から75年になります。戦後100年まであと25年です。
この75年、日本はどうなってきたのでしょう。
そして、あと25年先はどうなっているのでしょう?
戦後100年は、どう考えても一つの節目の年だと思えてなりません。

教育のことを考えると、
学校教育が、教育のすべてのような社会になってしまってはいないでしょうか?
実際、安倍総理は、『学校教育』のことを話すときに、学校をつけずに『教育』と言います。
教育は、学校でだけ行われるものではないということを、国民全体が、考え、理解し、行動する25年にしなくてはいけないのではないでしょう。
そのために、私は、自然の中での体験活動の指導者(教育者)を一生懸命に育てていこうと思っています。

皆さんのご家庭では、どのようにお子さんを育てていかれますか?教育されていますか?
地域では、子どもたちをどう育てていますか?教育していますか?

今までは、そんなことを、わざわざ考えなくても、自然にお父さんお母さんは子供を育てていたでしょう。
地域では、お年寄りや、おせっかいおばさんのような方々が道行く子供たちに声をかけ、青年団や、子供会があり、子供たちは見守られ、育てられたでしょう。

しかし今、子どもをどうやって育てたらいいかわからない親御さんのなんと多いことでしょう。
地域の組織や、人と人のつながりは完全といっていいほど崩壊しています。
もう一度、みんなで考えて、家庭や地域の教育の仕組みを作り上げなくてはいけない時代なのです。
しかし、東京と、中山間地域ではその仕組みは全く違うものでしょう。
すなわち、国が、旗を振ってみんな同じように作ることは不可能なのです。

みんなで考えて、それぞれが作り上げていかなくてはいけない時代なのです。
その時に必要な、それぞれの地域でキーマンとなる指導者を育てなくてはいけないと、焦りにも似た気持ちで、今年も頑張ります。


2 件のコメント:

  1. 今年も櫻井さんのブログ楽しみにしています。

    桜井さんのおっしゃる通り、地域地域で本当に必要な動きをしていくことが民主的だな〜と思います。

    そのために、何か共通する理想を持って行動が起こってくると、その連動する動きに、行政が動き、企業が動き、いずれ国が動くことにつながっていくのではないかなと感じています。

    バラバラにではなく、まとまるとパワーが高まるように思います。

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  2. 学校教育は必要と思います。
    それとともに 例えば私が派遣されている
    埼玉県の少年自然の家のような施設での活動も、
    大切な教育ということで、
    櫻井さんの仰る通り 体験を重視した立派な教育と思います。
    私はこれまでの環境省や県の施設を転々としてきましたが
    いつも「学校教育よりは自由度を広げ、でも、ツアー会社のように楽しければ良いというではなく、学びとか教育を意識した活動」
    を心掛けてきました。
    学校教育とは違った視点で
    今所属している施設や団体にできることは何か?
    を考えていきたいと思います。

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