八ヶ岳の我が家から小淵沢の駅まで、40分程度歩いています。
先日も満開の桜の中を歩いていると、私を追い越しいた郵便局の車が、私の前に止まり、郵便屋さんが降りてきました。
そして「もし郵便を出すなら預かりますよ。」と、話しかけてくれました。
私は、小さなスマートレターとハガキを手に持って歩いていたのです。
怪訝に思いながらも、優しい郵便屋さんだなと思い「ありがとうございます」と、その郵便物を託しました。
にこやかに受け取った郵便屋さんは、車に乗り込むと走って行きました。
そして、少し先に見えていた郵便ポストの前に止まると、郵便物を集荷して行きました。
な〜るほどと、私は得心しました。
ポストに郵便を入れるであろう私を追い越して、集荷してしまえば、私の郵便物は明日の集荷になってしまう。だから、わざわざ車を止めて、預かってくれたのでした。
これは、田舎の良さかな・・・と、思いつつ、優しい郵便屋さんだな〜と、改めて、その郵便車に頭下げてしまいました。きっと、見えなかったでしょうが。
もうひとつの体験をお話ししましょう。
川崎のマンションで、ゴミを出そうと集積場のドアを開けました。
そして「もし郵便を出すなら預かりますよ。」と、話しかけてくれました。
私は、小さなスマートレターとハガキを手に持って歩いていたのです。
怪訝に思いながらも、優しい郵便屋さんだなと思い「ありがとうございます」と、その郵便物を託しました。
にこやかに受け取った郵便屋さんは、車に乗り込むと走って行きました。
そして、少し先に見えていた郵便ポストの前に止まると、郵便物を集荷して行きました。
な〜るほどと、私は得心しました。
ポストに郵便を入れるであろう私を追い越して、集荷してしまえば、私の郵便物は明日の集荷になってしまう。だから、わざわざ車を止めて、預かってくれたのでした。
これは、田舎の良さかな・・・と、思いつつ、優しい郵便屋さんだな〜と、改めて、その郵便車に頭下げてしまいました。きっと、見えなかったでしょうが。
もうひとつの体験をお話ししましょう。
川崎のマンションで、ゴミを出そうと集積場のドアを開けました。
サーッと走ってきた小学生が、私の開けたドアの隙に、実に巧みにゴミを、ぽ〜んと放り込みました。
そのまま行こうとするので、「おはよう」と声をかけると、驚いたように小さな声で「おはよう」と言いました。言うが早いか駆けて行ってしまいました。もちろん「ありがとう」の言葉はありませんでした。都会では、知らない大人と話してはいけないと教育されていますからね。
そのまま行こうとするので、「おはよう」と声をかけると、驚いたように小さな声で「おはよう」と言いました。言うが早いか駆けて行ってしまいました。もちろん「ありがとう」の言葉はありませんでした。都会では、知らない大人と話してはいけないと教育されていますからね。
このように、同じ人間が暮らす環境も随分違います。
どちらも、帯に短し、襷に長しの状況なのではないでしょうか?
その中間を行くような街づくりができたらいいなと思います。
どちらも、帯に短し、襷に長しの状況なのではないでしょうか?
その中間を行くような街づくりができたらいいなと思います。
心地よい人間関係と、心地よい不便さの街を作れないものでしょうか。
街の人達みんなが、そういう心を持って、企業もそれに寄り添った商売をしてくれる街になればいいのにな…と思いました。
そして、ふと思い出しました。そのような街づくりをビジュアルにしたのが、養老孟司さんと宮崎駿さんの対談集、「虫眼とアニ眼」(新潮文庫)の巻頭のあの、街の絵なのだと。
そして、ふと思い出しました。そのような街づくりをビジュアルにしたのが、養老孟司さんと宮崎駿さんの対談集、「虫眼とアニ眼」(新潮文庫)の巻頭のあの、街の絵なのだと。
0 件のコメント:
コメントを投稿